愛する猫シンバ(チビちゃん)との別れ

こんにちは

何もする気が起きず、数ヶ月。。。

14年一緒に過ごした猫のシンバが虹のかけ橋を渡りました

去年の秋、ゆっくり静かに逝きました

この子は、知り合いの方が自動販売機の側で泣き続けているところを保護した迷いねこでした

一時預かって欲しいと頼まれ、2,3日一緒に過ごしている間に、可愛くて可愛くて、

そのまま、うちの子になったんです

シンバは、とても優しい子でした

先人猫のみんみんから、いじめを受けながらもたくましく育ち

その後、加わる黒猫クックの育ての親でもありました

数年前には、迷い猫あーちゃんも加わりにぎやかでした

やんちゃ盛りのあーちゃんとは、シンバとクックとおっかけあっこしたりと走り回り

いい遊び相手ができたものだと喜んでいました

白猫みんみんは、あーちゃんが苦手で近づくとシャーシャーと威嚇します

あーちゃんもそんなシャーシャー言われたら気分は良くなく猫パンチで攻撃しまくっています

今もその関係は続いています

にぎやかな猫たちと毎日楽しく過ごし

この時間が続くものだと思っていました

1年ほど前からシンバが、なんとなく少し痩せてきたと思いはじめ、念の為病院に連れて行くとにしました

獣医さんから血液を検査しましょうと言われ検査結果が出ると

肝臓の数値がかなり悪いと伝えられました

私は、なにか治療法があると思っていましたが、

告げられたのは

『食事療法をして少しでも長く生かせるか、今まで通り好きなものを食べさせて最後を迎えるか』との2択だったんです…

あまりにも突然で考えが浮かびませんが答えを出さなくては

獣医さんいわく、食事療法の餌は美味しくないらしく食べない子が多いとのことでしたが、飼い主さんがどう考えるかですよと言われ、

シンバに少しでも長生きしてほしくて食事療法を選択しました。

病院で処方してもらった食事は、肝臓用の療養食で、今あげているロイヤルカナンのユリナリーS/Oよりも塩分が少ないものでした

うちの子たちは、今までもなんでも文句を言わず食べていたので、療養食をシンバにだけあげるとすんなり食べてくれました

少し安堵し、このまま良くなることを願っていました

他の子達が新しい療養食を欲しがるようになってしまい

一時、他の子達もシンバと同じ療養食をあげるようにしました。

春から夏になる頃水分を十分に補給できるよう、ウエットとカリカリを半分ずつにあげ、食欲が無い場合はウエットのみにしたり何とか食べてほしいと考えていました

それでも、涼しくなる頃には食欲がだんだん衰えてきました。

水ばかり飲んで食事を残すようになり、水を飲み終わると

いつも私の膝の上に登ってきてはゴロゴロと喉を鳴らしていました。

『チビちゃん(いつもこの呼び方をしていました)もっと食べなよ〜』と顔を撫でると可愛い声でニャッと短く答えてくれていました

あれだけもちもちしていた体も薄くなり、骨ばってきて撫でるたびに寂しさが込み上げてきます。

秋も深まる頃には、日を追うごとにカリカリご飯も食べられなくなり

療養食のウエットも食べられる時と食べられない時がありました。

匂いを嗅いで食べようとしますが上手く食べられず、鼻をつけますが食べられない様子でした

食べてもらうためお魚を買ってきて煮て細かくしたものをあげたり

スープ状のものを何種類か用意してスプーンで与えたり

介護用のフィーダーで食べさせたりと少しでも食べられるならと続けました。

シンバは、最後の最後まで私に心配をかけないように頑張ってくれていました。

 

ある日会社から帰るといつもの猫用ベッドの中からニャッと短い声を上げ起き上がりますがよろっとよろけてしまいました。

いつもと違うと気づき、水を口に持っていきますが飲みたくない様子です

その数時間後、私の布団で添い寝しながら静かに旅立ちました

 

チビちゃん、いままでありがとう

もっと早く気づいてあげられなくてごめんね

 

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